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「イヤなことを言わないヤツ」で回る社会は結局空中分解するのではないかという仮説

オーディオの素人にも気分よく読める文章を書くことで有名な(僕の中で)小寺氏のブログに若干気になることが書かれていたのでツッコミ。
最初は、人に嫌がらせをするのは無益だよね的な文章なのかと思ったが、どうも妙だった。

結局社会は「イヤなことを言わないヤツ」で回るのではないかという仮説

さて、物事を成し遂げる効率ということを考えていくと、誰ともわからぬ相手にけんかを売る時間というのは、なんの生産性もないので無駄である。つまり、イヤなことはスルーするほうが効率的であると、優秀な人なら判断するだろうし、企業のような営利を追求する法人ともなれば、なおさらである。

ということは、この「イヤな一言」は、社会に対して何の効力も改善ももたらさないということになる。仮にその中に金言や教訓が含まれていたとしても、「言い方が悪い」というだけでスルーされる世の中になった、ということである。

どうも読んだ直後からバブル経済とかいう言葉が脳裏でちらつく。ノーベル経済学賞はいらないとかいうフレーズも。そして、荒唐無稽な経済理論を語る評論家の出演する番組とかも。皆までは言う気にならないけど、「イヤなことを言わないヤツ」ばっかりの社会って、もうしばらくの間はダメなんじゃないだろうか?

追記:
思ったままを書いたものの、元のエントリのいうところの「イヤなこと」というのは、内容が耳に苦いということじゃなく、言い方に刺があるというようなことのようでもある。
となると、元エントリの言いたいことは、所謂「悪口を言ってくれる人は有益(と思うべし)」という説教に対する反論的なことだ、と言うことになる。・・・。・・・これ以上の推測は自重することにしておこう。