鋼の錬金術師

この作品に関してはTV版が連載に追いついた辺りで連載を読むのをやめていたのだけど、
TV版より原作のほうがやはり凄い。
錬金術を御都合主義で扱わないというような真面目さがあると思う。
そして、深淵を覗いた感覚を読者に伝えてくれる。
こんな作品はそうそう無い。
しかし、作者はどんな体験を元にこの演出をしているのだろうか。
よほどの修羅場か、はたまた豊かな思春期か。きっとこの作者が宗教を立ち上げたらヒットするだろうが、世のためには控えてほしいものだ。